はじめまして、ことみです。

はじめまして、ことみです。

はじめまして、ママのチーズケーキ チーフパティシエのことみです。
都内にある情報系の大学でプログラミングを学んでいます。

今年の4月から4年生になり、就職活動を進めていくにあたって、「自分は何をしたいのか。」を考えるようになったので、今日は私の生い立ちについて、つらつらと書いていこうと思います。

【幼少期】

私は、よく食べてよく眠る子でした。3つ上の姉が誰かに抱かれていないと泣き出してしまう手のかかる子だったのに対して、私は正反対の赤ちゃんだったと、母はよく言います。
ご飯を食べ終わるとすぐに寝始めて、母や祖母がちょっと目を離した間にもスヤスヤと眠っていたため、私の左後頭部は少し凹んでいたそうです。

私は千葉県で生まれ育ちました。シングルマザーの母と姉の3人暮らしで、近くに祖母と叔母が暮らしていて、私は男性のいない環境で育ちました

父の顔は全く覚えていません。母は父の話をしませんが、祖母や叔母が教えてくれたのは、女性とお金にだらしなく、危ない仕事をしていた父の姿でした。父の更生を望んでいた母でしたが、父の生活はどんどん荒んでいき、それに見かねた母は、父と別れ、1人で姉と私を育てていくことを決意します。

【小学生】

母は、父がいる時も朝から夕方までパートとして働いていました。しかし父と別れてからは、仕事に行く時間がどんどん増えていき、朝からお昼まで働き、帰ってきて家事をし、仮眠をして夜勤で早朝まで働くという毎日でした。もちろん父からは養育費は1円ももらえないため、家賃12万円と生活費と私たち姉妹の教育費を母は1人で稼いでくれました。

家族にはずっと話せていなかったことなのですが、私は小学5年生から中学2年生まで、ある1人の男の子にいじめられていました

彼は「いとうくん」という野球少年で、学校ではTHE人気者というような存在でした。いじめのきっかけはとても小さかったことのように思います。当時同じクラスだったいとうくんは、クラス全員を自分の誕生日会に誘いました。初めての誕生日会にワクワクだった私は、自分の持つ洋服で最大限のおしゃれをして、誕生日会に向かいました。

いとうくんの家はきれいに装飾され、フライドチキンやピザなどのごちそうがたくさん並べてありました。しばらくしてみんなが揃うと、次々にクラスの全員がいとうくんのいるところに向かい、プレゼントを手渡し始めました。

お友達が「いくらにした?」とかなんだとか話しかけてきて、私はプレゼントを持ってきていないことにその時初めて気が付きました。私は、その時正直にいとうくんに言いました。「ごめんね。プレゼント持ってきてないんだ。」すると、いとうくんは「ことちゃん家、お金なさそうだもんね。」というような感じの言葉が返って来たような気がします。

私は、恥ずかしくて死んでしまいそうでした。あの時、笑って「そうなんだよね!!」とか返せたらよかったのに、私はどうすることも出来ず、変な言い訳をしてその場から逃げ出しました。

その次の日からです。学校に行って私に話しかけてくれる子は、1人もいませんでした。仲がいいと思っていた女の子たちも、自分を見て何かコソコソ話していました。5,6年生でクラス替えが無かったため、私への無視は小学校卒業まで続きました。

【中学校】

私は、中学校が全然楽しみではありませんでした。地元の中学校は、同じ小学校の人の99%が進学する公立の中学校でした。小学校とほとんど変わらない環境に、なんの期待もありませんでした。

想像していた通りいとうくんは、中学でも人気者となったため、いとうくんが私を無視すると、みんなも真似して私を無視しました。


中学2年生になると、ある男の子が周りから距離を置かれていることに気が付きました。その子は、クラスの中でも目立つグループにいた子で、同じグループの他の子が、その子を無視していたのです。1,2カ月すると、また同じグループの他の子がクラスから無視されるようになりました。

これがしばらく続き、まわりの興味が薄れたのか、私へのいじめはだんだんと風化していきました。

いとうくんは、中学3年間ずっと人気者のままでしたが、次第に私への興味も関心も薄れたため、いじめは完全になくなっていきました。

4年間も続いたいじめは、「みんなの興味が薄れたから」という
たったこれだけの理由でなくなっていきました。
「そんな理由で終わるんだったら、こんなに長い間続けることなかったのに。」
私は、まわりに流されて自分の意思も持たず、人をいじめてしまうような彼らをとても嫌いました。
早く地元からいなくなりたいと考えるようになりました。

【高校生】

私は、同じ中学の人が誰もいない高校へと進学しました。

私の今までの人生で最も楽しかったのは、高校生のころです。
誰も自分を知らない環境で、私は新しいスタートを切ることに成功しました。

中学の3年間がとても苦しく長かったのに対して
高校3年間はものすごいスピードで終わっていきました。


その後は奨学金を満額借りて、今の私立大学に進学しました。サークルに入ったり、友達と飲みに行ったり、私はごく一般的な大学生をしていました。

一旦ここで一休みしようと思います。
現在、私はシングルママさん向けのサービスを考えております。
少しでも私の生い立ちに興味がある方がいれば、次は「自分は何をしたいのか」と「シングルママさん向けのサービスを考えるまで」についてお話いたします。

長く拙い文章になってしまいました。ご覧くださった方お付き合いいただきありがとうございます。

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